VHS　未DVD化

1990米
監督ウェス・クレイヴン
黒魔術を学んでいたジャンク屋(？)の片足が不自由なのに脚が早く力が強いシリアルキラーは、ある日突然超能力に目覚めた主人公に犯行を目撃され電気椅子送りとなってしまいます。
逮捕直前に主人公が思いっきり背後から殺人鬼ピンカーに飛び蹴りするシーンが凄くて笑ってしまいました。

電気椅子直前にテレビの中の悪魔みたいなのと契約を結んだピンカーは自分の体の電気化に成功し、死んだあとも電気を通してあちこち行ったり、なぜか人に乗り移れるようになります。主人公に怨みを持ったピンカーは次々に人に乗り移りながら(乗り移られた人物はみんな片足が不自由で変な走り方します)、主人公の彼女を殺したりします。この彼女、なぜか亡霊化して主人公を助けるのですが、主人公は微妙にビビってるところがおもろいです(そりゃそうだ)。その後色々あり、ピンカーは電気塔のパラボラアンテナより電波に乗ってテレビ番組内やテレビを通して各家庭に侵入できるようになってしまいます。お約束のように主人公は自らもテレビ内に飛び込むのですが、その追いつ追われつのシーンがまた最高です。戦争映画のシーンに入り込んだり、クラシック映画の車の窓の外を走ったり、あげくには原爆に吹き飛ばされたりと、完全にギャグ漫画と化していました。まぁあとは自分で見てください。乗り移られた少女が唾を吐いて「ファッカー」とか叫びながらブルドーザーを運転してますので。

レンタル落ち　見た目市販とあまり変わらず

店主採点[65点]