白川まり奈
P-vine Records 発行
新本
本体5,600円+税
税込定価6048円
2016/8/8発行
初版限定発行
---------------版元解説より引用---------------------------------------------------
『百鬼夜行絵巻』から鳥山石燕や
『稲生物怪録絵巻』を経て水木しげるに到る、
絵物語としての妖怪画の伝統を受け継ぐ偉業
―東 雅夫(アンソロジスト、文芸評論家)
オカルト・SF・怪奇漫画界伝説の奇才、驚愕の未発表作品を発掘! ここに刊行!!
カバーは前面金箔押し+2色印刷、本文用紙は6種類の紙を使い分けた、豪華特殊仕様!
投げ込み特別付録として「侵略キノコ新聞」付き!
没後15年以上経過する、このミステリアスな作家の作品のほぼすべて絶版。熱狂的なファンが血眼になって古書を探しているなか、未発表原稿が存在した。この「妖怪繪物語」は、白川まり奈が生前にライフワークとして取り組んでいた、幻の原稿である。解説はアンソロジストの東雅夫。妖怪研究家としての白川まり奈に光を当て、その魅力を解き明かす。
さらに、約10年間ミントコンディションで原稿を保管していた、古書ビビビ店主・馬場幸治が、原稿の発掘から書籍化までの経緯をロマンティックに寄稿する。
装幀はセプテンバーカウボーイ吉岡秀典。カバー前面金箔押し+本文用紙6種類を使用し、白川まり奈ワールドを体現した。
また、『侵略キノコ新聞』と題した投げ込み特別付録付き。マニア必読の知られざる白川まり奈の世界を紹介する。さらにここには、90年代にある雑誌に発表された、誰も読んだことのないであろう、超短編漫画作品を発掘し収録する!
---------------------版元解説より引用--------------------------------------------------
古書ビビビ店主が十数年前に某古書店にて目玉飛び出る価格で購入した白川まり奈先生の妖怪絵物語(原稿には「妖怪絵ばなし」と記載有)が沢山の方のご協力でとうとう世の中に出ることになりました。詳細は単行本の最後に僕が書いています。僕に文才は無いので面白くはないですが、どうやって世の中に出たかは詳しく書いています。それより東雅夫さんの解説が本当に素晴らしいのでぜひ読んでください。
正直なところ高額だとは思いますがこだわりまくりの造本やレア度を考えますと問題ない価格だと思いますし、僕はこの原稿を入手するのにこの値段の数十倍を払っていますってなんのこっちゃ。
【購入特典について】
「白川まり奈 妖怪繪物語」と「犬神屋敷」を同時にご購入いただくと
「『犬神屋敷』『妖怪繪物語』復刻記念同時購入者特典 鼎談」というリーフレットが付いてきます。
こちらはうちとまんだらけさんとごく一部の店限定だと思います。内容は僕とまんだらけ資料性博覧会の國澤氏とP-vineレコード屈指の漫画収集家の今村さんとの酒飲みながらの座談会を文字起こししたものです。結構話が飛び飛びになってたり、僕が喋らなかったりでご期待に添えない内容だったらすみません、先に謝っておきます。でも編集者はなかなか面白かったと言ってくれました。
そして古書ビビビだけのオリジナル特典は「白川まり奈「侵略円盤キノコンガ」カラー印刷トートバッグを500円で購入できる権利」です。画像はLサイズですが絵とのバランスを考え商品はMサイズになります。サイズは「高さ37幅36奥行11センチ 容量10L」です。結構しっかりした生地でマチもあります。こちらをご購入される方は注文時にお伝えください。その分を含めてご請求いたします。ちなみのこの原稿も古書ビビビ店主所有品です。このバッグの通常販売の予定はございません。生産コスト1個1000円以上するのでまともに販売すると2000円以上で売らないと赤字になるためです。
キノコンガトートバッグは終了しました。