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VHS 日本語吹替版 未DVD化 ポーランド 監督 ジュリアス・マチュルスキー 89年アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞 古い図書館の封印された扉の向こうに「引き出しの国」がありそこには「ブラウニー」という人型の妖精が住んでいて、人間(キングサイズ)の世界の仲間入りするかどうかで意見が真っ二つに分かれている。一度、人間界に行ってしまったブラウニーは人間社会に同化してしまおうと思うのですが、それを快く思わない反対派が追いかけてきたりして騒動が巻き起こります。キングサイズになったとしても一定期間を経過するとまた元に戻ってしまうのですが、それを阻止する方法はコーラを飲むこと。てことで、この映画ではやたらコーラを飲むシーンが多いです。ちなみに反対派によってコーラ工場が爆破されオイルショック状態でコーラで騒動が起きたりなんかします。 コミカルでゆるい感じがなんとも言えないホンワカ感をかもし出しているのですが、何がすごいって妖精の世界を特撮を使わずにミニチュアならに「ビガチュア」を作って実物大で撮影していることです。巨大タイプライターなんか10人近くでキー操作したりしてました。ファンタスティック映画とはこういう映画のことだよ、と思ってしまう傑作です。主題歌の「引き出しの国」のしょぼポップスは妙に切なくなってしまいます。どうしょうもないラストシーンも微笑ましいです。 レンタル落ち ジャケやや背ヤケ シール全除去 店主採点[78点]CULT